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作家・山田風太郎氏のファンのブログ

『育児日記』が紹介されてた話

新潟県燕市の子育て支援サイトの中で、『山田風太郎育児日記』が“お母さん向け”のおすすめ本として紹介されてました。

燕市のおすすめ本紹介サイト

“お母さん向け”のおすすめ本として紹介されてるんですよ。
「子育て中にぜひ出会ってほしい一冊」て書かれてるんですよ。

おぉー、なんか意外ー。
 ・生まれた赤ちゃんの顔を「木々高太郎似」と評する(長男も長女も)。
 ・赤ちゃんの成長具合を「だんだん色々な芸をおぼえる」と表現する。
 ・夜泣きのひどさに閉口して赤ちゃんに葡萄酒を飲ませて昏睡させる。
 ・奥さんに赤ちゃんをおんぶさせたまま麻雀の面子に加えさせる(複数回)。
 ・子供達の食事中に「何でこいつらこんな大きいツラして飯食ってんだろ」と考える。
ぱっと思い出せるだけでもこれらの所業があるんですけど……。真剣にマジメに育児にとりくんでるお母さんがこれ読んだら、山風の冷静&客観視が過ぎるユルユルさに逆にドン引きしそうな気もしますが(笑)。

でも、この日記が深い愛に満ちていて胸を打たれるのは本当です。ちょっと風変わりな父親に観察されて描写されてる子供達の可愛らしさといったら!
“お母さん向け”かどうかは分からないけど、めっちゃ感動する一冊です。私は特に下の一文が大好きですね。

 「子供というものは、存在するだけで親はその報酬を受けている。」

キャラクター香水妄想・改

『ドラゴンクエスト -ダイの大冒険-』をイメージした香水が発売される、ってニュースを見て超ビックリ!!!

『ダイ大』の香水発売

エイプリルフールのジョークかと思ったらマジだった!!
いや~……もしかしたら?とはうっすら想像しなくもなかったけど、まさか本当に商品化されるとは……。スゲーな、アニメor漫画なら何でもアリだな。

ダイVer.に物欲かきたてられまくりです。竜の紋章付きボトル、めちゃくちゃカッコイイ! 欲しい!!(でもお高い! どうしよう!?)
ポップ信者なのでポップVer.にも興味あるんですが、いかんせんボトルデザインがダサい。 ダイのとお揃いっぽく旅人の服のマークが良かったなぁ。何の魔法撃ってんだかよう分からんポーズのシルエット……しかも初期装備……。
これがせめてメドローアポーズだったら予約検討したかも。もしくは、カイザーフェニックス分解ポーズなら閃光のようにまぶしく燃えて買い抜いてた。(ネタにすんなって)

香水の紹介文がやっぱり意味不明でイメージが全くつかめない(ポップとヒュンケルのが特に「…エッ?」てなる)のは、椎名先生作品の時と一緒ですね(笑)。


それにしても、だ。
ここまで何でもアリの商品展開ならば、やはり今こそ、このラインナップに混ぜるべきではないだろうか。
『バジリスク -甲賀忍法帖-』のキャラ香水を。
──なあ母さん、僕は、推す作品を変えたりしない。(だからネタにすんなって)
陽炎Ver.が欲しすぎてねーもうねー! 商品化されたら本気で複数本買うよ!! そんで部屋中に撒きちらしてスハスハしまくる!!!←変質者
ものすっごい強刺激な、魅殺されそうな香りが理想♪

あと。
『くノ一忍法帖』の千姫Ver.が欲しい。徳川頼宣と恍惚としながら「千姫様…イイ…」「…イイ…」って意気投合したい。
『妖異金瓶梅』の潘金蓮Ver.も欲しい。応伯爵と恍惚としながら「金蓮様…イイ…」「…イイ…」って意気投合したい。

『風太郎不戦日記』 第13話

扉絵も背景も、独特の味わいあるタッチで終戦直後の東京の混乱・活気・殺伐・空虚が描きだされてて、勝田先生は凄いなぁ…!!とひたすら感動。
『風太郎不戦日記』 第13話。

疎開生活ではやや抑え気味だった誠也青年の闇オーラが案の定、東京に帰ってきた途端に色濃くなっちゃってる……。誠也それダメだって! ウジ虫を見るような眼を周りに向けちゃってるよ!みたいな恐怖(震)。
他者にも自己にも虚無感こじらせまくって劣等感肥大させまくってる陰鬱都会っ子も、青くてまぁカワイイっちゃカワイイんですが。魂の死んでる目つきの多いこと! ずっとこの調子だとちょっとツライなーと思ってたら、高須さんが癒しキャラ度を爆上げして戻ってきてくれました(笑)。
高須さんと誠也のコンビめっちゃ良いわ~♪ やり取りの全部にほのぼのして和むわ~♪ 「〇〇して寝る」の引用後に毎回「寝られるかっ!」てキレてたり、「ちょっと不機嫌になっていた」のコマの二人がちょっとどころか激おこの形相してたり、コントみたいなギャグが多くて笑っちゃいました。

そういうコメディっぽい描写と対比させた、新宿や上野の惨憺たる光景とのギャップが本当に重たくて。開放感と生命力と熱気に満ちた闇市のすぐそばに、餓えと寒さと絶望に満ちたこの世の地獄があるギャップ。占領下の敗戦国のカオスっぷりがとてつもなく重苦しい……。「にぎやかだが希望の色は見えぬ」──この一文にすべてが集約されてます。
そういえば、原作の10月28日に記述がある「上野駅の柱の下の少年」は漫画に登場しませんでした。13話のタイトルが「芋と栗」だし、出てくるかと思ったけど。……あまりに悲惨で、描くのは憚られたのかな? 原作の文章だけでぼろ泣きしたから、あの子の姿を漫画でも見せられたら絶対また号泣してたろうな……。

次の掲載は5月13日発売号とのこと。